2017.01.14
「キリコ吉祥絵」を展示します。
一月に入り寒さ厳しき折、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
皆様いつも大変お世話になっております。
輪島キリコ会館 野口でございます。
この度、当館で「キリコ吉祥絵」を2枚、展示いたします。
この吉祥絵は、輪島市出身の沈金作家である文化功労者・日本芸術院会員・輪島市名誉市民である三谷吾一(みたにごいち)氏と元日展参与・元日工会常務理事である故・角野岩次(かどのいわじ)氏の作です。
キリコ吉祥絵は、一般社団法人青年会議所が結成25周年事業として、平成元年の輪島大祭(8/23重蔵神社大祭)の時に担ぎ出した大キリコに描かれていたもので(平成2年~4年も担ぎ出した)、先般、同会議所から輪島に寄贈されました。
吉祥絵のサイズは縦427cm × 横156cm、外枠は輪島塗仕様です。
三谷氏の作品は、鳥の群れが描かれています。今年の干支は「酉」であり、ふさわしいタイミングでの展示となりました。
角野氏の作品は、昇り龍が描かれています。現在、中部地区を南北に縦断する広域観光周遊ルートを「昇龍道」と名付け、インバウンド旋策の主要ルートとして情報発信していることから、多くの外国人旅行者にも来館いただきたいとの思いをこめております。
全国的に知名度の高いお二人の沈金作家の作品を多くの方に見ていただきたい思いと、キリコ会館の魅力アップを目的として、今回の常設展示に至りました。
ぜひキリコ吉祥絵を見にいらして下さい。従業員一同心よりお待ちしております。
皆様まだまだ寒さ厳しいですが、くれぐれもご自愛下さい。